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検証リサーチ2009AW

2008年10月発刊「イメージ情報」55号2009AWの予測検証

昨年の時点で予測した今年秋冬の時代イメージは現実に登場しているでしょうか、検証してみました。


政府がデフレ宣言をする経済状況の中、家の中での生活をより快適に過ごしたいという「イエナカ志向」が強まる傾向が見られます。農業への再注目も様々な形で顕在化し、1つめの提案として挙げた「温もり」をテーマにした予測は的中したと考えています。
また厳しい消費環境を背景に、既存の概念から踏み出した画期的な機能をもつものにこそ注目が集まる風潮は2つ目の提案テーマに通じていると言えるでしょう。

ビジュアルでご紹介できるよう一部外部サイトへのリンクを利用しております。
’09 SS THEME dear warmth(ディアウォームス) 的中率:★★★
2009年の秋冬向けテーマのひとつめは「dear warmth」。
家庭や土のもつ温もりをイメージしたテーマを予測提案していました。このテーマのキーワードは、イエナカ、農、スローフード、クラフトなどでした。
このテーマは今秋冬の気分にぴったりマッチしており、予測として大いに的中したと言ってよいでしょう。
dearwarmthのイメージ
wood×design 今年のデザインタイドトーキョー2009のエクステンション会場のひとつだった伊勢丹新宿店では、展示の目玉として鳩時計のプロジェクトがありました。森林保全団体「more trees」とともに間伐材を使用した鳩時計です。

moretree鳩時計
▲ more trees 鳩時計販売ショップ

オリジナルデザインを手がけたのはプロダクトデザイナーの深澤直人氏で、木の温もりがダイレクトに伝わり、森林再生への思いの温かさも合わせて伝わります。
agriculture

マルシェジャポン
▲マルシェジャポン ホームページ


2009年秋から、農林水産省の助成事業としてマルシェ・ジャポンが始まりました。
生産者と農地から遠い都市部の消費者との交流を目指した、大都市での農産物直販を支援する新しい試みです。
パリの産直市場「マルシェ」をイメージさせるスタイルは、これまでの産直市場よりおしゃれな雰囲気があって、新鮮な魅力が感じられます。

2009年創刊された「Agrizm(アグリズム)」は農業をテーマにした若者向け雑誌です。12月号では「輝け!土食系女子」という特集が組まれました。土食系女子とは土で食べていく覚悟のある女性。つまり仕事として農業を選んだ女性たちの特集です。

農業ほど本格的ではなくても、家庭菜園や土いじりなどを楽しむ人は確実に増えています。手軽に家庭菜園を楽しむ人に人気なのが、カセットコンロ用のボンベで動くホンダの小型耕運機です。10万円ほどの価格ながら、予想を上回るヒットだということです。

nature 自然への関心から、2009年は女性にもアウトドアが人気となました。
専門誌「ランドネ」が創刊され、山歩き用のスカートスタイルも提案されています。
home fashion 袖付きブランケットが、この秋いろいろなところから出され人気となりました。イエナカで温もりを感じる典型的なグッズといえます。

手頃な値段で買え、家族でおそろいに使うこともしやすいようです。暖房代の節約にも一役買いそうです。


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