現在位置
Home » 商品情報 » イメージ情報 » 過去の提案テーマ検証 » 2009春夏向け提案の検証

検証リサーチ2009SS

2008年4月発刊「イメージ情報」54号2009SSの予測検証

昨年の時点で予測した今年春夏の時代イメージは現実に登場しているでしょうか、検証してみました。

人間の五感に訴える商品や企画が各種提案され、人工的なイメージのものに優しい表情がプラスされた。マカロンカラーは的中。
機能美と上質感・精神性の両立を図るものも出現。

’09 YEAR THEME emotechnolism(エモテクノリズム) 的中率:★★★
このテーマは2009年の通年テーマです。
人間の五感に響く、人に優しくなった新技術をイメージしたものでした。キーワードは、体験デザイン、エモーション、五感、エコ+技術 などでした。
emotechnolismのイメージ
color 弊社が毎年2月に行っている1200名を対象とした調査の結果、今年はこのテーマカラーにも含まれる黄緑色の人気がここ5年間の中で特に上昇していました。このカラーはいわゆる「エコ的」なカラーのひとつで、このエモテクノリズムというテーマイメージにおいても、明るく優しいエコを表現するキーカラーです。
product

■docomo PRO series SH-04Aのページへ

ソフトバンクがアイフォンを導入して、操作した結果の反応が楽しく動きのあるフルタッチパネルケータイが浸透しつつありましたが、今年の2月にドコモからもフルタッチパネルケータイが出されました。

▲任天堂 歩いてわかる 生活リズムDS


任天堂から発売された生活リズムDSなどもエモテクノリズムのイメージを感じさせるものです。生活リズムを計るというソフトが付いていて、どの時間帯にどれだけ歩いたかが分かるようになっています。また、他の人の歩きのデータと合わせて、地球上に進んだ距離のところに絵を描いたり、宇宙旅行をしたりなどゲーム的な要素をふんだんに盛り込んで、感情に訴えるようになっています。
exhibition エモテクノリズムのテーマのキーワードの中に、五感エコ+技術というのがありますが、今年開催された展覧会では、そのような展示に広く注目が集まりました。
例えば、今年4月のミラノサローネで注目を集めた、キャノンのネオリアルという展示です。

▲youtube「canon: neoreal at milan design week 09 」を再生します

海に潜りこんだような深遠な空間の中で、青白い光を放つクラゲの群れが見えます。
クラゲに近づいて手をかざすとクラゲは光の強さを増して、大きくなって上昇するという、見ている人とクラゲがコンタクトをとれるようになっています。

同時に開催された 「TOKYO FIBER 09SENSEWARE」でも、エモテクノリズムに通じる展示が行われました。
日本の繊維メーカー7社が主催し、グラフィックデザイナーの原研也氏がディレクションを担当したものです。さまざまな分野のクリエイターが先端繊維の可能性を提案しました。
パナソニック(株)デザインカンパニーの『Fukitorimushi』(リンク先ページ中段右端)は、ごく細かい繊維をまとっているため、床のごく小さいチリや油膜まできれいにしてしまう拭き掃除ロボットです。
また、建築家の隈研吾氏の光を通すコンクリート(リンク先ページ上段右端)の提案は、コンクリートブロックですが、三菱レイヨンのエスカという繊維を使うことで、人の影を感じられるような反透明感を出しています。
fashion ファッションでも、新素材開発へ力を入れたコレクションが登場しました。2009年春夏のミラノコレクションでの、フェンディです。
■FENDY 2009SSミラノコレクション

まだ2009年は半分しかきていませんが、エモテクノリズム的なイメージは今後も注目されると思われます。


’09 SS THEME Fluer confiture(フルールコンフィチュール) 的中率:★★★
2009年春夏向けのテーマの一つとして、フルールコンフィチュールいうテーマを出していました。
このテーマは、甘さ、夢のような気分をテーマにしていました。花びら入りのジャムという名のように、キーワードはハッピーライフ、香り、キラキラ、花モチーフなどでした。全体のイメージとしては、甘いロマンチック・プリティといったところです。
Fluerconfitureのイメージ
fashion 今年の春は、おもに若い女性のファッションで、マカロンカラーという色が注目されました。お菓子のマカロンのような、ふんわりしたピンク、クリーム色、淡いパープル、ペパーミントのような色あいで、フルールコンフィチュールの提案と、ぴったりだったといえます。

ジェラートピケというブランドで、部屋で着るウェアがこのところ大変人気です。夢心地をさそうような触ってふわふわした感じ、カラーもちょうどマカロンカラーのものが多く、フルールコンフィチュール的です。


product このところアロマディフューザーが売り上げを伸ばしているといいます。
販売台数が前年同月比150%の伸びを記録した商品もあるそうです。イメージ情報本誌でも、取り上げました。

香りと見た目の色合い、形からくる癒し感が、またこのものの存在自体が、フルールコンフィチュール的と言ってよいでしょう。
food→
accessories
お菓子などもこのテーマのキーワードになっていました。
男性でもスイーツが好きという傾向が、このところはっきり表面化してきています。女性は元から好きだったので、結果的にスイーツ好き人口が増えているわけです。

甘党男子



スイーツを模った人気のアクセサリーブランドQ-potです。MOOK本が新しくこの春発売されました。こちらのアクセサリーを扱うショップも増えています。


■Q-potへのサイトへ

スイーツやお花を飾るデコ爪まで見かけるようになりました。


’09 SS THEME Wise life(ワイズライフ) 的中率:★★
もうひとつの2009年春夏テーマとして、ワイズライフがありました。
このテーマは、現代生活に合わせて、よく計算され作りあげた新しいベーシックイメージを追及したテーマでした。賢明な生活ということで、ワイズライフとしています。キーワードは、New Basic、堅実な生活、粋、機能性などでした。
Wiselifeのイメージ
hero このイメージの現れとして、今年になってからTVでドラマが放映されたりなど、白州次郎ブームの再燃があります。強い意志や自分のスタイルを持っていることが、ワイズライフに通じます。

design 和紙メーカーが自社の紙を使って手帳を作り、国内外に問うなど大人っぽい洒落感をアピールしています。

awagami02



fashion 現在大変好調なユニクロですが、新しく有名なデザイナーのジルサンダーと契約したことが発表されました。ジルサンダーはシンプルな機能美とラグジュアリー感を両立させる作風のデザイナーですが、ユニクロと組むことで、多くの人に喜ばれそうな商品が、比較的リーズナブルに供給されそうです。このような現象はワイズライフ的といえます。

■ユニクロホームページへリンク

repair このところの経済状況もあってか、「お直し」がブームです。通常の洋服などのお直し以外にも、ジュエリーのお直しも注目されています。親のジュエリーを子どもが直して使い続ける、思い入れのあるものを大事に使うという動きが見られます。

bigmama


space

kizenso


東京の麻布十番にできた男性向けサロンです。その名は粋然荘という、粋という字が入った名前となっています。白州次郎のような雰囲気でいきたいというオーナーのイメージで、このような内装イメージになったそうです。名前も内装イメージも、ワイズライフのイメージと重なるものです。

ページトップへ戻る

イメージ情報WEB会員ログインフォーム

ID:
Pass: