1月の配色テーマは「おゆとりさま」でした。
「おゆとりさま」という言葉、ご存知でしょうか。
詰め込み型教育への反省から2002年に改定された、現行の学習指導要綱に基づく教育をうけた世代を「ゆとり世代」と呼ぶことがあります。
中学在学中にこの学習指導要綱の提要を受けた世代はすでに成人に達しており、マーケティング分野では彼らのことを「おゆとりさま」と呼ぶようです。
20歳から23歳くらい(1989~90年生)の世代に相当します。
・バブル後の平成不況しか知らない不景気世代で、消費への関心が薄く、貯蓄重視の堅実派
・個性重視の教育を受けてきたため、型にはめられることのない自由な発想やセンスを持つ
・子供のころからナルミヤなどの子供服ブランドに親しみ、ファッションに意欲的
(母親世代にファッション意識の高いハナコ世代が多いことも影響?)
・異性より同性の友人を大切にし、ひとり遊びも好きな「すごもり」&「草食」傾向
などが彼らの特徴として挙げられています。
みなさんはどんなイメージを持っていますか?
- ソフトな清色で構成された明るい配色が上位。
- 暖色、寒色をミックスしているものが多い。
※配色の下の数字はNCD取扱の色紙番号です。詳しくはこちらをご覧ください。
| 順位 | 配色 | 作成者のイメージ |
| 1 | 32 / 21 / 37 / 33 /30 |
ゆとり世代を見ていると、明るい色を好んで個性的な着こなしを楽しんでいるように見えるので、カラフルで楽しいイメージに。 ケータイを使いこなすなど、デジタルな部分もあるので寒色も取り入れた。 |
| 2 | 123 / 38 / 50 / 31 /124 |
「ゆとり」という言葉の持つ明るいイメージをピンク系で。 また、ゆとり世代には、どこかクールで冷めた印象を持っているのでニュートラル系を合わせた。 |
| 3 | 21 / 33 / 27 / 45 / 36 |
好景気を知らないので、高級なものにあこがれると言うより、手軽なファストファッションなどで自分らしいものを選ぶカジュアル感があるのでは。 それを明るくカラフルな配色で表現した。 |
| 4 | 31 / 33 / 27 / 122 / 34 |
「ゆとり」のもつ暖かなイメージを暖色系で、また、不景気しか知らず、クールな面を無彩色やブルー系であらわした。 |
ご紹介しているイメージ配色の選抜についてはこちらのページ。
成人したばかりの若い世代ということ、また「ゆとり」という言葉に対するプラスのイメージもあったようで、全体にあかるい清色トーンを組み合わせた配色が上位を占めました。
おもしろかったのは作成者の世代によって捉え方が違っていた点です。
おゆとりさまに近い若い世代では個性やセンスといったプラスの面に、少し上の世代からは、冷静で冷めたようにも見える面に注目した意見が聞かれました。身近に接しているかどうかで、印象は変化しやすいものかもしれません。
次回、2月のテーマは「森ガール」です。
※社内投票の結果上位に選ばれたNCD社内の傾向です。
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